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このサイトは、3.11東日本大震災とそれに続く原発事故を受けて、 『ゆっくりノートブック』の著者たちから寄せられたメッセージを発信するものです。
シリーズ「ゆっくりノートブック」(全8巻)ゆっくり堂編集・大月書店刊
1『そろそろスローフード ~今、何をどう食べるのか』島村菜津+辻 信一2『テクテクノロジー革命 ~非電化とスロービジネスが未来を開く』藤村靖之+辻 信一3『エコとピースの交差点 ~ラミス先生のわくわく平和学』C.ダグラス・ラミス+辻 信一4『ゆるゆるスローなべてるの家 ~おります、ぬけます、なまけます』向谷地生良+辻 信一5『いよいよローカルの時代 ~ヘレナさんの幸せの経済学』ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ+辻 信一6『スローメディスン ~まるまる治る、ホリスティック健康論』上野圭一+辻 信一7『しんしんと、ディープ・エコロジー ~アンニャと森の物語』アンニャ・ライト+辻 信一8『自然農という生き方 ~いのちの道を、たんたんと』川口由一+辻 信一

このサイトは、3.11東日本大震災とそれに続く原発事故を受けて、
『ゆっくりノートブック』の著者たちから寄せられたメッセージを発信するものです。

シリーズ「ゆっくりノートブック」(全8巻)ゆっくり堂編集・大月書店刊

1『そろそろスローフード ~今、何をどう食べるのか』島村菜津+辻 信一
2『テクテクノロジー革命 ~非電化とスロービジネスが未来を開く』藤村靖之+辻 信一
3『エコとピースの交差点 ~ラミス先生のわくわく平和学』C.ダグラス・ラミス+辻 信一
4『ゆるゆるスローなべてるの家 ~おります、ぬけます、なまけます』向谷地生良+辻 信一
5『いよいよローカルの時代 ~ヘレナさんの幸せの経済学』ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ+辻 信一
6『スローメディスン ~まるまる治る、ホリスティック健康論』上野圭一+辻 信一
7『しんしんと、ディープ・エコロジー ~アンニャと森の物語』アンニャ・ライト+辻 信一
8『自然農という生き方 ~いのちの道を、たんたんと』川口由一+辻 信一

島村菜津さん(ノンフィクション作家)

私は、今度の想像を絶する天災、そして福島原発という人災を通じて、ようやく、私たち日本人も、身近な生産者たちの現状に目を覚ます機会を得たのだと感じています。

戦後、日本の生産者たちは、ファストフード化や貿易の自由化の波に揉まれ、苦戦を続けてきました。しかし、バブルがはじけた時にも、リーマンショック後も、私たち消費者は、まだ、その本質に気づかなかった。口蹄疫の現場の苦労も、第一次産業をなぎ倒しかねないTPP問題さえ、まともな議論さえなかった。

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辻信一さん(文化人類学者)

このひと月余り、心の中に怒りや焦燥感や悲しみなど、いろんな気持が湧き上がってきました。自然災害を前にした文明の脆さを思らされました。改めて、原発というものとその背後にあるシステムの暴力的な本質を見て慄然とします。また原発に象徴されるような、人間の思い上がりや都市の傲慢を思います。巨大な権力を大企業や政府官僚やマスコミや専門家に預けてしまった空虚な民主主義に茫然とします。

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藤村靖之さん(非電化工房主宰)

放射能汚染ごときに屈してたまるか……と僕はいま思っています。低濃度なら水や土から放射性物質を取り除くことはできます。 那須町に住んで僕はいまそうしています。力及ばず悪夢を現実にしてしまったことは本当に申し訳ない。でも、現実となってしまったからには気持ちを切り替え、みんなと心を一つにして長い試練に明るく向き合いたい、そして、エネルギーに依存しすぎない社会を築く出発点にしたい……と僕はいま思っています。

藤村靖之(非電化工房主宰、2巻『テクテクノロジー革命』著者)

C・ダグラス・ラミスさん(政治学者)

福島第一の廃炉について

3月31日の新聞によると、東京電力は福島第一原発の「1~4機の状況を客観的に見ると、廃止せざるをえない」といい、廃炉を決定した。日本政府はそれを受け、5,6号も廃炉するよう、命令したそうだ。その原子炉を直す作業は失敗に終わったということだ。

なるほど。この数週間、東京電力は何をしていたか、これでわかった。

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向谷地生良さん(べてるの家理事)

精神障がいを持つ人たちの回復の原則に「一番大切なものを一番大切に」がある。その”一番大切なもの”を見出し、それを”一番大切にし続ける”ためには、常に”弱さの情報公開”とお互いの信頼に基づいた根気強い対話が必要になって来る。べてるでは、語り合うことを大切に、この三十年、コツコツとその対話を続けてきた。

私は、この一月の間に失われた命と流された涙を無駄にしないためにも、身近なところから、地域を、日本を”さらに良くするため”の対話の輪を広げていきたい。そこで大切にしたいと思うのは、簡単に希望を語らず、簡単にがんばろうとしないことだ。何故なら、私たちに必要なのは、もっと、今に、前向きに”絶望すること”だと思うから。

向谷地生良(べてるの家理事、4巻『ゆるゆるスローなべてるの家』著者)

アンニャ・ライトさん(環境運動家)

3.11以後をどう生き延びるか

「どうやって安全に扱うかだれにもわからない、しかも何千、何万年にもわたって、すべての生きものにとって測り知れない危険であり続ける、強毒性の物質を大量につくり、ため込む。どれほどの繁栄もそれを正当化することなどできはしない」 (E.F.シューマッハ―『スモール・イズ・ビューティフル』より)

大惨事をもたらしたあの巨大地震と津波の後、日本と世界の人々が訊いた最初の言葉のひとつは、菅首相の「放射能漏れの報告はない」というものでした。私が本当に心配になったのは、まさにその時です。

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上野圭一さん(翻訳家・鍼灸師)

この期を逃しては脱原発への道は極端に遠ざかると感じています。政治がはっきりと「脱原発」を宣言して、そこにいたる道筋を提示すべきです。脱原発はオルタナティブの提示という意味で「脱現代医療」にそのまま通じる道です。辻さんをはじめ、心ある人たちが政治に参加してくださることを期待します。

上野圭一(翻訳家、鍼灸師、6巻『スローメディスン』著者)

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん(言語学者)

私たちが直面している様々な危機の原因は、人と人、人と自然とを切り離してきた現在の経済システムにあります。
「ローカル化」。それはコミュニティを修復し、自然とのつながりを、私たちの手に取り戻すこと。ローカル化が「幸せの経済」を生み出すのです。
ゆっくりノートブックは、自分本来の生き方や幸せの意味を見つけるために、きっと役に立つでしょう。「ローカル化」があなたを、そして地球を幸せにするでしょう。

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ(5巻『いよいよローカルの時代』著者)

川口由一さん(自然農実践家)

明日有る今を 平和に生きる

善人悪人、富者貧者、賢者愚者…の別なく、天災人災被り、死に運ばれ、不幸に突き落とされる。なんとも生きていることに悲哀がつき纏(まと)う。数十万年の歴史を重ねた私達人類、なお人が人を殺し、自(みずか)らも愚かにしていのちを軽んじ、物質の繁栄に執着し、あらぬものに魂奪われ、安易、怠惰、華美、退廃、滅亡への歩みを好む哀しい性をも宿している。百年前後の人生は一瞬だ。もう気付かねば、悟らねば、目覚めねば……。

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このサイトは、3.11東日本大震災とそれに続く原発事故を受けて、 『ゆっくりノートブック』の著者たちから寄せられたメッセージを発信するものです。
シリーズ「ゆっくりノートブック」(全8巻)ゆっくり堂編集・大月書店刊
1『そろそろスローフード ~今、何をどう食べるのか』島村菜津+辻 信一2『テクテクノロジー革命 ~非電化とスロービジネスが未来を開く』藤村靖之+辻 信一3『エコとピースの交差点 ~ラミス先生のわくわく平和学』C.ダグラス・ラミス+辻 信一4『ゆるゆるスローなべてるの家 ~おります、ぬけます、なまけます』向谷地生良+辻 信一5『いよいよローカルの時代 ~ヘレナさんの幸せの経済学』ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ+辻 信一6『スローメディスン ~まるまる治る、ホリスティック健康論』上野圭一+辻 信一7『しんしんと、ディープ・エコロジー ~アンニャと森の物語』アンニャ・ライト+辻 信一8『自然農という生き方 ~いのちの道を、たんたんと』川口由一+辻 信一

このサイトは、3.11東日本大震災とそれに続く原発事故を受けて、
『ゆっくりノートブック』の著者たちから寄せられたメッセージを発信するものです。

シリーズ「ゆっくりノートブック」(全8巻)ゆっくり堂編集・大月書店刊

1『そろそろスローフード ~今、何をどう食べるのか』島村菜津+辻 信一
2『テクテクノロジー革命 ~非電化とスロービジネスが未来を開く』藤村靖之+辻 信一
3『エコとピースの交差点 ~ラミス先生のわくわく平和学』C.ダグラス・ラミス+辻 信一
4『ゆるゆるスローなべてるの家 ~おります、ぬけます、なまけます』向谷地生良+辻 信一
5『いよいよローカルの時代 ~ヘレナさんの幸せの経済学』ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ+辻 信一
6『スローメディスン ~まるまる治る、ホリスティック健康論』上野圭一+辻 信一
7『しんしんと、ディープ・エコロジー ~アンニャと森の物語』アンニャ・ライト+辻 信一
8『自然農という生き方 ~いのちの道を、たんたんと』川口由一+辻 信一

島村菜津さん(ノンフィクション作家)

私は、今度の想像を絶する天災、そして福島原発という人災を通じて、ようやく、私たち日本人も、身近な生産者たちの現状に目を覚ます機会を得たのだと感じています。

戦後、日本の生産者たちは、ファストフード化や貿易の自由化の波に揉まれ、苦戦を続けてきました。しかし、バブルがはじけた時にも、リーマンショック後も、私たち消費者は、まだ、その本質に気づかなかった。口蹄疫の現場の苦労も、第一次産業をなぎ倒しかねないTPP問題さえ、まともな議論さえなかった。

続きを読む…

辻信一さん(文化人類学者)

このひと月余り、心の中に怒りや焦燥感や悲しみなど、いろんな気持が湧き上がってきました。自然災害を前にした文明の脆さを思らされました。改めて、原発というものとその背後にあるシステムの暴力的な本質を見て慄然とします。また原発に象徴されるような、人間の思い上がりや都市の傲慢を思います。巨大な権力を大企業や政府官僚やマスコミや専門家に預けてしまった空虚な民主主義に茫然とします。

続きを読む…

藤村靖之さん(非電化工房主宰)

放射能汚染ごときに屈してたまるか……と僕はいま思っています。低濃度なら水や土から放射性物質を取り除くことはできます。 那須町に住んで僕はいまそうしています。力及ばず悪夢を現実にしてしまったことは本当に申し訳ない。でも、現実となってしまったからには気持ちを切り替え、みんなと心を一つにして長い試練に明るく向き合いたい、そして、エネルギーに依存しすぎない社会を築く出発点にしたい……と僕はいま思っています。

藤村靖之(非電化工房主宰、2巻『テクテクノロジー革命』著者)

C・ダグラス・ラミスさん(政治学者)

福島第一の廃炉について

3月31日の新聞によると、東京電力は福島第一原発の「1~4機の状況を客観的に見ると、廃止せざるをえない」といい、廃炉を決定した。日本政府はそれを受け、5,6号も廃炉するよう、命令したそうだ。その原子炉を直す作業は失敗に終わったということだ。

なるほど。この数週間、東京電力は何をしていたか、これでわかった。

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向谷地生良さん(べてるの家理事)

精神障がいを持つ人たちの回復の原則に「一番大切なものを一番大切に」がある。その”一番大切なもの”を見出し、それを”一番大切にし続ける”ためには、常に”弱さの情報公開”とお互いの信頼に基づいた根気強い対話が必要になって来る。べてるでは、語り合うことを大切に、この三十年、コツコツとその対話を続けてきた。

私は、この一月の間に失われた命と流された涙を無駄にしないためにも、身近なところから、地域を、日本を”さらに良くするため”の対話の輪を広げていきたい。そこで大切にしたいと思うのは、簡単に希望を語らず、簡単にがんばろうとしないことだ。何故なら、私たちに必要なのは、もっと、今に、前向きに”絶望すること”だと思うから。

向谷地生良(べてるの家理事、4巻『ゆるゆるスローなべてるの家』著者)

アンニャ・ライトさん(環境運動家)

3.11以後をどう生き延びるか

「どうやって安全に扱うかだれにもわからない、しかも何千、何万年にもわたって、すべての生きものにとって測り知れない危険であり続ける、強毒性の物質を大量につくり、ため込む。どれほどの繁栄もそれを正当化することなどできはしない」 (E.F.シューマッハ―『スモール・イズ・ビューティフル』より)

大惨事をもたらしたあの巨大地震と津波の後、日本と世界の人々が訊いた最初の言葉のひとつは、菅首相の「放射能漏れの報告はない」というものでした。私が本当に心配になったのは、まさにその時です。

続きを読む…

上野圭一さん(翻訳家・鍼灸師)

この期を逃しては脱原発への道は極端に遠ざかると感じています。政治がはっきりと「脱原発」を宣言して、そこにいたる道筋を提示すべきです。脱原発はオルタナティブの提示という意味で「脱現代医療」にそのまま通じる道です。辻さんをはじめ、心ある人たちが政治に参加してくださることを期待します。

上野圭一(翻訳家、鍼灸師、6巻『スローメディスン』著者)

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん(言語学者)

私たちが直面している様々な危機の原因は、人と人、人と自然とを切り離してきた現在の経済システムにあります。
「ローカル化」。それはコミュニティを修復し、自然とのつながりを、私たちの手に取り戻すこと。ローカル化が「幸せの経済」を生み出すのです。
ゆっくりノートブックは、自分本来の生き方や幸せの意味を見つけるために、きっと役に立つでしょう。「ローカル化」があなたを、そして地球を幸せにするでしょう。

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ(5巻『いよいよローカルの時代』著者)

川口由一さん(自然農実践家)

明日有る今を 平和に生きる

善人悪人、富者貧者、賢者愚者…の別なく、天災人災被り、死に運ばれ、不幸に突き落とされる。なんとも生きていることに悲哀がつき纏(まと)う。数十万年の歴史を重ねた私達人類、なお人が人を殺し、自(みずか)らも愚かにしていのちを軽んじ、物質の繁栄に執着し、あらぬものに魂奪われ、安易、怠惰、華美、退廃、滅亡への歩みを好む哀しい性をも宿している。百年前後の人生は一瞬だ。もう気付かねば、悟らねば、目覚めねば……。

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島村菜津さん(ノンフィクション作家)
辻信一さん(文化人類学者)
藤村靖之さん(非電化工房主宰)
C・ダグラス・ラミスさん(政治学者)
向谷地生良さん(べてるの家理事)
アンニャ・ライトさん(環境運動家)
上野圭一さん(翻訳家・鍼灸師)
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん(言語学者)
川口由一さん(自然農実践家)

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大月書店・著者からのメッセージ集

3.11震災をうけ著者からいただいたメッセージを公開するために開設しました。期間限定の予定です。

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